【タイトル】風の色、鮮やかに
【ジャンル】RPG 冒険・探索 【システム】RPGツクール2000 (8.40MB) 【制作】ショウ様 『歯車の城』→http://members.jcom.home.ne.jp/cogwheel/ 【特徴】 ■ストーリー・全般:長編 隠しあり ■戦闘:武器の特性・持ち替え ■謎解き・パズル:難 ■キャラクター:明るくタフな少年達 ■その他:鍛冶(武器鋳造) 【備考】難易度2種類(MP回復の差) ミニゲーム(パズル)難◎ 『月夜に響くノクターン』と同一世界 質問BBS・ヒントあり |
【ストーリー】 ひなびた村に住む少年達、癒しを行う《法術師》の卵リックスと、鍛冶師見習いのシュナイトは共に冒険の旅を夢見る親友同士。ある日彼らはとある遺跡で魔力を秘めた宝玉を発見する。初めて貴重な発見をしたと喜ぶ二人の前に、その宝玉を譲って欲しいという少女が現れる。
【感想など】 鍛冶システムの面白さのあまり、鍛冶にハマってストーリーに戻って来られない人多数という噂のゲーム。確かにやみつきになります、深夜までトンテンカンテン……。
まずお勧めするのは、これは『月夜に響くノクターン』の続編としてプレイするべきだということ。重要キャラの何人か(名前だけも含め)が『月夜』に登場したキャラであり、彼らぬきではこの物語は存在しません。『月夜』を全く知らないままこのゲームから始めると、もったいなくも醍醐味の何割かを逃してしまうかも……逆に『月夜』ファンの方々ならニヤニヤしながら最後の最後まで味わい尽くす筈なので、是非『月夜』を先に、なるべく隠しまで完全にクリアしてから今作をプレイすることをお勧めします。
丁寧に作り込まれたバランスの良いゲームデザインに定評のある制作者様の作品、今回も実に丁寧に仕上がっています。
このゲームの中には色々なメッセージがありますが、何でもないように見えて一番重要なのは「ごくありふれた平和な日常」を描くことではないかと思いました。朝起きて、台所に行って、食事を作って食べて、皿を下げて……どの町・村にもきれいな水をたたえた井戸があり、疲れた旅人を迎えてくれる。これが実に気持ちいい。このゲームをクリアした後は特に、しみじみと感じられるのではないかと思います。
どっぷりシリアスだった『月夜』に対して、今作はリックスとシュナイトのどつき漫才たっぷり、コメディとシリアスのメリハリがきいた冒険です。サブストーリーも豊富。ここで普通「成長モノ」と書きたいところですが、リックスもシュナイトも当初から精神的には最強クラスのツワモノです。師匠が師匠なだけに……。
武器は特性別に7種類。それぞれ長短があり、2つまで装備しておいて戦闘中に切り替えられるので戦闘が単調にならず楽しめました。逆に言えば武器の装備の仕方も考える必要があります。例えば翼のある敵を弓矢以外の武器で倒すのは、LV.25(MAX)になっても多少手こずります。サクサク進めすぎると、最後のダンジョンで苦労するかも。
鍛冶はいうまでもなくこのゲーム最大の楽しみの一つです。完成する武器には4種類のランクがあり、ワタシは[N](標準)しか作れませんでした。(それで充分ですが)。ほぼタイミング勝負です。どうしても作れなければ修正パッチがあるので、それをDLすれば[L](下級)は作れると思われます。まあ、街で売っているのでそれを使っても問題ありません。
今作はミニゲームとしてパズルが幾つか入っています。リタイヤ出来ないのは(最初のスイッチの切替パズル)だけ。かなり難しいので頑張って下さい。
【隠しについて】
古文書3つを揃えれば、怪しい神殿のような場所の結界が解けます。ただし終盤で入手できる3つのあるアイテム(ほぼラスト、ボス倒した後。シュナイトのアドバイスを聞きましょう)がないと倒すのは難しいかも。
隠しクリア・未クリアではEDの一部が変わります。