【タイトル】クミとクマ
【ジャンル】RPG ほのぼの・冒険 【システム】RPGツクール2000 4.62MB 【制作】入江ノジコ様(タンクタウン:『クミとクマ』プロジェクト) 『タンクタウン』→http://tanktown.web.infoseek.co.jp/tt/tt_top.htm 【特徴】日数制限 ■ストーリー・全般:長編 ほのぼの◎ ミニシナリオ多 甘党◎ ■謎解き・パズル:アイテム他多 ■グラフィック:熊のとぼけた味わいが最高 ■キャラクター:可愛い女の子と熊のぬいぐるみ ボケ・ツッコミ◎ 【備考】詳細コーナーあり(完全ネタバレとおまけは寄付制) デジタルファミ通インターネットコンテストパーク2003年12月銀賞受賞作品 |
【ストーリー】 小学二年生のクミはクリスマスに大きなクマのぬいぐるみをもらう。ちょっと不細工で可愛くないけれどお母さんの手作り。その夜クマのぬいぐるみが動き出し、追っていったクミは不思議な森に迷い込む……そこで出会ったのは自分とそっくりな女の子。
【感想など】 ネバーエンディングストーリー。
見つけた時からこれは絶対面白い筈と決めてかかっていたんですが予想以上に面白かったです。魔王退治RPGはいくらでもありますが、このゲームは伏線が多すぎてただの魔王退治とは……可愛い主人公のクミとユーモラスな関西弁のクマのぬいぐるみグレ(グレたような顔だからではない)、いかにも頭の堅そうな騎士実はマゾ?で○○マニアのウェハースのデコボコトリオ。笑って泣ける
ストーリーの起伏もお見事。パズルありアイテム探しありミニストーリー数多あり、サクサク進めて短時間クリアも出来れば思いきりやり込むことも出来るので、幅広いタイプのプレイヤーにもお勧め。
何といってもビジュアルがいい味です。家を出る時に靴を取りに玄関に戻るクミの細かな動作、グレのユーモラスなアイコン、雪原についた足跡が消えていく様など細やかです。アクリルガッシュ風の一枚絵もノスタルジック。ただ一つ、クミが大口あけて笑う表情がちょっと怖いんですが……まあ元気そうでいいかな。
特徴の一つは日数制限です。当初は窮屈に感じたのですが、逆に言えば宿屋などで寝なければ一日が終わらないので、クミの魔法制覇(一つの魔法を憶えるのに数日かかります)などに挑まない限り余裕でクリア出来ます。また、日にちが経過するにつれてバックグラウンドで行動しているサブキャラのイベントがあるなど、制限というだけでなく良く活かされています。
他にも体力回復がお菓子(速効ではなくじわじわと回復する←タイミングを計るとかなり便利)だったり、ぬいぐるみなだけにグレは繕ってやると体力回復する(笑)などと斬新なアイデアばかり。アイテムの入手法や効果もハマります。やり込み型でストーリーも充実しているゲームというのは少なそうですが、これはお勧め。
あえて言えば……(ラストのバニラアイス登場が唐突すぎ、魔王インパクト薄、ウェハース貴様別れの挨拶はそれだけか)。ホントに「あえて」ですけど。
【ヒント】家を出る前にあるアイテムを手に入れておきましょう。食べちゃ駄目。